シャコバサボテンはデンマークで生産が盛んなため、デンマークカクタスとも呼ばれる。大きく5種類の原種グループに分けられ、現在ではトルンカタとバックレイが主流である。
グループ
The Truncata (トルンカタ):原種(主にその種に由来する特徴を持つすべての品種)。
The Buckleyi(バックレイ):自然交雑種。
S. russelliana(ルッセリアナ)
S. opuntioides(オプンチオイデス)
S. orssichiana(オルッシキアナ)
The Truncata (トルンカタ)
名称は様々(シャコバサボテン、カニバサボテンなど)
尖った茎節
バックレイより早咲き(秋から冬咲き)
花の形状:花は水平もしくは上向きに立ち上がる
上面と下面で形状が異なる。下面で結合しているように見える
花粉は黄色い

The Buckleyi(バックレイ)
S. russelliana (ルッセリアナ)*からの継承を明確にする特徴を持つすべての品種。
小判型に近い茎節。
トルンカタより開花が遅いことからクリスマスカクタスと称される。
花の形状:水平より下に垂れ下がる。
上面と下面が対称的。
花粉はピンク色。
現在バックレイを持っていないので画像は用意できません。
*ルッセリアナ
カニハサボテンのことで春咲きの原種である。バックレイなどの遅咲き園芸品種の遺伝形質はルッセリアナに起因する。
現在コレクションしている品種
デンマークのローザ・ダニカ社。オランダの比較的規模の大きい園芸店で販売されている品種はほぼブラジルシリーズで22種類が存在している。現在は品種名での販売は終了している。現在色種(白・赤・黄・オレンジ・ピンク・ローズ・紫の7種)で販売されている。その年その年で色名で販売される該当色の品種が異なる。また1シーズン内でも品種が途中で変更される場合もある。
オランダで生産されている。小さい園芸店で販売されている。店主の好みで品種が違うので探すのも楽しいが、現在ブラジルシリーズを制覇したいと考えているため、現在のところ一目ぼれした1種だけ所有。